どこからが『騒音』か


かつて、授業中に教授が言った。
「なんでもいいから話しなさい。話すことがなかったら、「あー」でも「うー」でも構わない。
ただし、隣の席の人だけに聞こえる声で話しなさい
と言った。
言われた学生は訳わからないままにその通りにした。
結果、教室は騒然とした。
「やめたまえ」という号令とともに口をつぐんだ私達に教授は言った。
「隣の人だけに聞こえる声で言っているつもりでもこのようにうるさくなる。わかったら授業中は黙りなさい」
教室内の学生はさまざまな意味で愕然として黙らざるを得なかった。
いまだに覚えている大学時代のエピソードである。


本人はうるさくなくしゃべっているつもりでも、周りからしてみればうるさいこともある。
そういうことを念頭において、公共の場での話し声には気をつけるといいんじゃないかな。*1

*1:最近マナーという言葉が嫌いになりました