狡猾なパワハラ


前略。
説明するのがめんどくさいで、詳細は省略しますが、私には元パワハラ上司が同じ部署にいます。
元なのは、他でもパワハラをやらかして、降格されたから、今は役職なしのヒラ。


なのですが。
この人は相当頭がよい。
いじめる人はいじめぬくが、かわいがる人は手間暇惜しまず可愛がるので人望はある程度あったりする。
上の人にも飲ミュニエーションを駆使していたので、かわいがられている。
なので、賞罰を受けずに(ボーナスは知らんが)役職手当はなくなったろうが、月給は変わらないという待遇になっている。
ここらへん、会社のシステムで説明するのがめんどくさいですが、公に処分を受けると減給になります。


ある意味、彼はパワハラには懲りたのです。
あとがないと思っているのです。
なので、彼は、『パワハラ』にならないで、人をいじめる方法を考えたのです。
仕事のできない人を正論でとことん責め抜く。


うちの部署に新しい係長がやってきました。
この方の仕事ぶりに関しては、まだ未知数なのですが、ともかく、新しい部署なので仕事に慣れていない。
そこを元パワハラ上司は突くのですよ。
知らなくて失敗したことをねちねちねちと、しかし、内容は正論。
部長が注意すりゃいいもんだが、現部長は、元パワハラ上司が部長だった時の課長。
(彼も当時かなり無茶ぶりさせられていた)
頭があがらないでやんの。今は部長とヒラの関係なのに。
昔の上下関係って忘れられないんでしょうね。
私も元パワハラ上司が係長を正論で追い詰めていく姿を見ながら「これ、やられたなぁ」と思ったもの。
ほんと、頭がいいからさぁ、反論の余地がない指摘をしてくるもの。
係長が追い詰められてる姿を見てると段々苦しくなってくるもの。


だから、ある日「パワハラは第三者からでも訴えられたはず!」と思ってみた。
しかし、だ。
追い詰められた係長は、ストレスを他の人に向けることにしちゃったんだ、これが。
それが、私。
もうダメだ、この部署、と思った。


この件をパワハラ委員会に送ってみたんだけど、送ったメールの中の「精神科で休職を勧められています」と書いたばかりに休職をすすめられたよ。その話を精神科の先生にしたところ、精神科に通院している写真の相談を受けている最中に自殺をされると困るので、このような対処をする会社があるのだと聞いた。相談を受けてる最中に自殺されたら委員会の責任になるから。


ダメだ、このパワハラ委員会。


かくて、今日も係長はいじめられており、係長は、元パワハラ上司がいなくなると私のところに仕事を言いつけに来るのでした。