初めて文学フリマに行った


一般で。
今まではなんとなく行っても合わない感と他のイベントのための原稿書きとの兼ね合いで行ったことがなかった。
昨日、たまたま、隣の建物のイベントに参加しており、たまたま、文学フリマをやっていることを知り、ふらっと行ってみた。
最初は全くの手ぶらで。
スマホでちょこっと検索して、入場量がタダとわかったが、参加サークル数がすごいので、パンフ代は取られるのかなと思ったら、730のサークルの載った表紙の紙の厚いりっぱなパンフがタダ!!
その時は、財布も持たずに行ったので、いったんパンフを持ち帰り、自分のスペースで読みふけってしまいました。
いつの間に文学フリマって巨大になったの?
初期はかなりこじんまりとした濃い人々の集まるイベントのイメージありました。
ざくっと見た印象では、コミケで言うところの創作文芸と評論の合体版の更に拡大版という感じですかねー。
コミケでの創作文芸の衰退ぶりと配置の不遇さを憂えていたので、730スペースもあり、イベントも盛況で館内も外で立ち読みする人もたくさんいて、かつての、そうだな、場所的にコミティアでまだ文章系の扱いがよかった頃を思い出しました。
客引きとかあるんですが、それもなつかしーって感じで。
オリジナル書きたかったら、文学フリマがあるじゃないか。
と目の前が開けた感じでした。


つづく。


で、続きを書く。


値段設定がバラバラでおもしろかったですね。
多分、実費なところと、実費よりかなり引いてたところと、分厚いけど手作りだったりと。
数センチのA5版の本を300円で売ってると、となりにおいてある薄めの新書サイズの本が千円だと買いづらかったり。
オリジナルは、好みか好みじゃないかがはっきりと分かれてしまうので、そこの見極めも難しい。
(二次創作だと、とりあえず、好きなカプならと買うこともある)
何しろはじめてのサークルさんばかりなので、迷った、迷った。
結局、カタログのジャンルと書いてある文章で10個くらいあたりをつけて回って、お財布と相談して買いました。
一つだけカタログチェックはしなかったけど、まあ、サークルさんがおもしろかったので予算に余裕が出て買ったりとかね。


あの規模になると全部回るのは大変だ。
今度は、完璧文フリの一般客になって朝から晩まで吟味してみたい。
が、その前にサークル参加をしてそうだ(笑)
サークル参加すると、自分のスペースから出ない人になってしまうので、やはり、もう一度一般で行かないとおもしろいサークルは探せないだろうなぁ。
当日、一緒だった友達が「売り子やってもいいですよ」とは言ってくれたが、元々オリジナルはBLしか興味のない人なので、買うサークルのないイベントに交通費をかけてきてもらうのは申し訳なく、ただ、イベント自体に興味は覚えてくれたので、昨日もらって帰ったパンフレットで更なる興味を持ってもらうのを祈るだけである。
私の二次創作の色んなジャンルの愛読者の彼女ではあるのだが、私のオリジナルも愛読者になってくれるとは限らず、今のところ、読んだこともなく、とりあえず「私のオリジナルが読めるが読めないかの踏み絵として『●●●●が読めるか』と聞いている」といったら渋い顔をしていたので、読めるかどうか……。


時間なので尻切れで終わる。