あの頃僕らは若かった<追記しました>


ネ困あたりのまとめを見ていて、そういや、昔同人の互助掲示板があったなぁと思い出した。
ニフティサーブのフォーラムからの派生でできた掲示板。
その頃はインターネットもさほど流行っておらず、2ちゃんねるがあったかどうかは定かではないが、そんなに話題ではなかった頃。


とある女性が質問した。
「以前の在庫を安く売ろうと思うのですがダメでしょうか?」
大半の意見は「安く売っては元値で買った人に失礼ではないか。値下げはするべきではない」だった。私もこの意見。
<追記>
「500円で本をお買い上げ下さった読者様が次のイベントでその本が300円で売られていたら、嫌な気分になるのではないか?」というのが値下げ反対の理由でした。
</追記>
質問者は「前のジャンルの在庫だったのでいいかと思ってのですが、みなさんの意見に従って値下げはやめます」という返事をしていた。


今考えてみればかわいそうなことをしたよなー。
二次創作の前ジャンル本は、新しいジャンルのスペースに並べてもはけないことこの上ないので安く頒布してしまいたいという気持ちは解るし、自分の本なんだから好きに値段をつければいいのでは? と今なら思う。


当時その掲示板にいた人達はオリジナルが多かったこともあるが、なんだかみんな気負っていたと思う。
『俺らは清く正しく同人活動をしていくんだ』みたいな。
青かったなぁというか、人間、柔軟性を持った方が色々幸せだよね、うん。




追記:
二重投稿してしまったのでこちらは消そうと思ったんだが、ブコメ一杯ついてるんで消すと不味そうですね。
米欄にも書いてますが、これは「当時の青すぎた私達の考え」を揶揄した記事です。
今は好きにやればいいじゃんと思うし、他人に多大な迷惑をかけない限り他者の行動を規制する発言も(心で思っても)本人の目の前では言わないですよ。「嫌儲」記事でもないし、私ャ、「嫌儲」じゃないです。
ただし、儲けるためにトレスを売るなどの他者の権利を侵害したり、イベント主催者側に迷惑をかける行為(時限販売等)は「行為そのもの」は批判します。*1




※売るとか元値という単語が飛び交ってますが便宜上解りやすく使っているだけで、イベントでは基本「頒布」で「販売」ではありません。念のため。

*1:その他の儲けるために行動ってなんだろう?