ヲタが一般人と結婚したら


シロクマの屑籠(汎適所属) - オタク趣味を捨てずに結婚する方法の模索


これを読んで最初に思い浮かべたのは、まんだらけセラムングッズを彼女に無理矢理売らされてた男性。
買取コーナーの隣のレーンにいたのだが、かなり青い顔していた。
グッズはカードアルバムが2・3冊。同人誌多数。フィギュア多数。クレーンゲームのぬいぐるみ、ポスター、とかなりの量があったので、たぶん洗いざらいだと思う。
店員の質問にもまともに答えず、もたもたしてるのを後ろの女性がつついて「その値段でいいです。売ります」と言わせていた。
わざわざ捨てさせるくらいだから、結婚予定だったのかもしれない。


近しい友人にも同じような境遇の男性がいた。


奥さんになった人は「オタクな趣味が嫌」以前に「私のいないところで人と遊ぶのは嫌」という鬼嫁*1であった。
友人からの誘いのメールに「奥様もご一緒に」に一言がないと激怒して、断固遊びに行くのを反対するのである。
それが夫婦喧嘩にまで発展して、友人は泣く泣く誘いを断った。
当然、オタク趣味に理解を示す訳がなく相当なオタグッズは捨てさせられたらしい。
オタなイベントに行くなんてとんでもない。
遊ぶ機会は格段に少なくなったが、友人の幸せを思い、私を含め友人一同そっと見守っていた。


その友人が離婚をした。


友人が堰を切ったように話し出した内容によると、結婚生活は相当辛かったそうである。
家にいる時はテレビを見ることすらままならなかったらしい。
当然、ゲームはできない。エロゲなんてとんでもない。
行動する時は必ず嫁が一緒。
オタクな趣味の場所には当然行ってくれる訳がない。


だから、離婚が決まった時はひたすら開放感を感じたそうだ。


もっと複雑な気持ちももちろんあるだろうが、でも、離婚してよかったという気持ちが一番らしい。


うっかり一般人と結婚してしまうと彼の二の舞もありうる訳だ。*2


狙うならやはりちょいオタ


と、言いつつ、私は、相手が一般人だろうがちょいオタクだろうが、とりあえず結婚をする気は今んとこないのだけれど。


付き合う相手に認めて欲しいと言うか、一緒だったらいいなと思うのは日曜朝8時からテレ朝見ることかな。


ところで。
今言われている適齢期って何歳だろう?
30では言われないと思うのだが。
でも、35で結婚してないとネタにはされるから、34ぐらいなのだろうか?


追記:この嫁は一般人でないというご意見もありますが、お気持ちは分かります。私としては、友人の元嫁なので、心情的に一般人カテゴリに入れておきたいかなと。
おそろしいエピソードももっと一杯あるのですが、それも今回書かなかったし。

*1:私も友人自身もいろんな仕打ちを受けたのでこの表現を使っても怒られないと思う

*2:オタクな趣味抜きでも一緒に暮らすには辛い女性だと思う