自分のことを「可哀想」だと思ったらおしまいだ


体験談に自戒を込めた記事です。


メンタル面に不備があり、昔散々やらかして黒歴史ありすぎの私です。
そんな私が今ではまともになったかというとそうではありません。
でも、メンタル面で不備がある自分の扱い方を経験則で覚えて、なんとか自分の中で対処できるような気がします。


その時の対処の一つが「自分のことを『可哀想』と思ったらおしまい」と自分に言い聞かせることなのです。


自分の経験則ですが「自分のことを『可哀想』」と思ったら、まず、他人を気遣う心が消えます。
周りに対して、私はこんなに可哀想なんだから、なんとかしてよ! と思い始めます。
依存心が以上に高くなって、しかも、自分が気遣ってもらうことを当然のことと思ってしまう。
他の人だって口には出さないけど色々な苦労あるんだってことには全く考えが及ばない。
自分の事しか考えなくなります。
昔の私はそんな風になって周りにえらく迷惑をかけました。
友達をよく無くしました。
友達は何もしなかった訳ではなく、精一杯何かをしてくれようとして、私の余りのひどさに離れて行ってしまったんです。
自分のひどさに気づくまで何年もかかってしまいました。
それも自然に気づいた訳ではなく、同じタイプの人間に出会って、自分がひどいめに会わされて、ようやくわかったんですよ。


このあたりを記事にしたのが、優しくされて当然の人などいない


上記記事の中で「私に優しくしろ」という人を他人に食いついて優しさを吸い尽くす「ヒル」に例えてます。
当時、どうやって私がヒルから脱出したかを知りたいというTBが来たので書いたのがどうやってヒルから脱出したかという、とても歯切れの悪い記事です。
なんで歯切れが悪いかと言うと(リンク先にもありますけど)そんなに簡単にヒルから脱出できないからです。
三歩進んで二歩下がるどころが、三歩下がることもしばしば。
それでも、何とか色々考えて試してみて、そんなヒルな自分が回りに迷惑をかけないためにはどうしたらいいかを編み出して言ったのです。


そんでタイトル戻って。
「私って可哀想」って思わなくなった訳じゃないですよ。
思ってしまうんです。
でも、「私って可哀想」って思ったら「待て待て待て。そう思ったらおしまいだぞーーー!!」全身全霊で自分を止めるんですよ。
今まで黒歴史を思い出せと。
つきつめれば自分のためなんですが、一応周りに迷惑をかけない方法でもあります。
あ、まあ、回数が減った程度で周りに迷惑をかけなくなった訳じゃないですが。


と、こんなことを最近改めて思いました。
部長に叱られた時に(笑)
叱られたと言っても、ものすごく仕事で煮詰まって暴走しちゃった時にもらったアドバイスが精神的にネガティブになっちゃってたから、全部否定に聞こえちゃったんですよねー。
部長に言われた時は思考が麻痺するくらいダメージ受けたけど、しばらくして落ち着いたら「叱られたっていうよりアドバイスだよな」と思えました。
数日を要しましたが。
何か否定的なことを言われたな、と思っても、気分が落ち着いた時に考えて思い返してみるのも、精神面に不備のある自分への対処ですね。
そうでもないかもと思えることが結構あります。
もちろん、そうでないこともあります。


他にもこんな自分とつきあう方法がいくつかあるけど、長ったらしくなったので、また別の機会にでも。
色々考えるきっかけになったカウンセリングのことも記事にしてみたいですね。